2006-01-01から1年間の記事一覧

ソクラテスト哲学 「序文」

ソクラテス的に純正な精神でものごとを捉え考えて「自己を詭弁によって正当化するなどという姑息な手段を決してとらない(それを実践しようとする人をソクラテストととりあえず名づけた)」という現在においては考えられないような出来事があった時代に想い…

人格は死んでいる!?

「人格」というある種の客観的な社会規範上のレッテルは「生存権や基本的な人権などの法律で保護された権利」を前提として形成され定着してきているかに見える。人間乃至人類史に人格を最終目的として位置づけその強固な結合を以って形成される社会共同体が…

猿人間類社会

人間であることの意味などとうに忘れちまった訳で、人の道なんぞ知るべくもないという人種が巷に溢れ犇めいている。 太古の昔に本能のままに生き延びてきた類人猿がなんかの変異で脳を進化させて掟をつくって人間社会を維持し、あらゆる下界の恩恵を貪り食い…

「人を動かす」のは何か?

【人が動くということにかかる客観的な情況】 ◆『どれだけ緻密にお膳立てができるかだ。どれだけ手を打ったかだ。一々言わずに動きやすい環境をセットし続けることだ。仕事はできる。ルックスはいい。人気もある。金もある。』女の扱いは?→のめり込むタイプ…

国盗り学(松下村塾など)

明治維新 吉田松陰 第二次世界大戦 第一次世界大戦 国盗り物語 忠臣蔵 戦国時代(日本) 薩長同盟 幕藩体制 幕末 明治 松下村塾 武士道 朱子学 民族学 陽明学◆日本史を貫くもの(権力・覇権・精神、全体と部分、戦争と平和、無秩序と秩序、不条理と条理、破壊…

イメージの破壊・(老化)・強靭な精神

その昔、スティーブマックィーンはイメージを最重要視した。俳優が抱く自分自身のイメージとは凡人のそれとは相当の隔たりがあるものなのかも知れないが、作品への情熱だったり、表現としての自己の内面だったりさまざまだろうし、自分が思い描くイメージの…

自らの「魂魄」について

「いつ死んでもいい」といえる人生が「一番いい死」に対する姿勢なんだろうと思うが、人間がその死期をスケジューリングできない(実はできる)ものだから、この世への執着心とか未練というものを残さない生き方を日々油断なく実践しておかなければならない…

「日本独立」承認の裏側

「そのとき歴史は動いた」を見ていたときのメモに加筆したので、暇な人は読んでみてください。昭和26年9月8日(1951)敗戦国に対する制裁的な部分を残した条約にあまりにも寛大な内容でサンフランシスコ条約が締結されたことは、時代の組み合わせな…

皇位継承

秋篠宮妃紀子さま(39)は本日6日午前8時27分、南麻布の愛育病院で、男児(身長48.8cm・体重2558g)を出産された。男系男子の皇位継承順位は維持された。125代、世界に比類のない皇室、男系男子の火は消えずにすんだ。皇太子と雅子様の…

「悔いのない完璧な死」の実現のために

哲学・宗教とはなんだ。苦悶の中の心理(苦しいことを引き摺りながら不可能を予感する情況)そして真理、「救い」の究極(後悔・悔恨のない死)。 絶大な「慈しみ」と「悲しみ」の分かち合い・ほどこし、震撼させたそれは何か? 情熱の迸り、いのちに刻んだ…

「プラス・イメージ」の中に生き切る人生を

イメージや思い込み、自己暗示などによって知らず知らずのうちに、壁をつくり限界を想い込み、諦めの境地に自らを封じ込めながら老化に引き摺られて「人生の最後の章」を送ったりするわけだが、果たしてそんなんでいいのだろうか。心臓や血流などが活性化さ…